ねぼけまなこにいきなりサンシャイン

日常と好きな音楽と吐き出したいことを書く個人的な記録です

フジファブリックとのLIFE②

さて、これを読んでいるということは、①の方も読んでくださった強者ですかね。。ありがたやありがたや。

 

色々書き出したらバーッと出てきて支離滅裂さ加減がひどい。゚(゚^ω^゚)゚。言葉難しい!

今回はライブを観に行った時のお話。そしてなくてはならない存在になった時のお話し。個人的な話で重苦しいところもあるので、全然読み飛ばしてオールオッケー!

 

フジファブリックを好きになったのは「FAB STEP」の頃なんですが、実際にライブに行ったのはLIFEツアーの宇都宮公演。

本当は長野公演もあったしめちゃくちゃ行きたかったのに、その日に限って翌日に重い案件があってリハーサルをすると言われてしまったため、泣く泣く断念…(´;ω;`)

そしてこの頃には一緒にライブに行く友人もいたので、一緒に宇都宮公演に参戦することに。

 

キャパがめちゃくちゃ狭いライブハウスで、番号もさほど良くはなかったので、後ろの方で二人で待機。

始まったら少し押すかもしれないからその時に少し前に行けたらいいね~なんて呑気に話していたのが間違いだった…

 

そして会場が暗転し、始まる!と思った瞬間、

 

後ろから激しい圧のモッシュモッシュモッシュ!!

 

突然のことにびっくりしつつも、モッシュに慣れていない友人とはぐれないよう友人の腕を掴みなんとかはぐれなかったものの、圧がすごい。すごい。

 

待って、フジファブリックこんなに激しいの?????(^o^)?????

 

1曲目が「Gum」でしたが、もうそれどころじゃない、Gumに似合わなさすぎるモッシュでまともに聴けない←

人混みからなんとなく見える総くんや加藤さんやダイちゃん。ダイちゃんに至っては終始、客席で揉まれているお客さんを心配そうに見ていたのは覚えている。

なので宇都宮に至っては、もうぶっちゃけあまり記憶がないです←

 

そういう意味ではちゃんと体感できたのは武道館公演。

1曲目が聴けずの遅刻だったのが未だに悔やまれるけど、当時長野寄りの山梨から仕事抜け出して車かっ飛ばして行っただけすごい話ですよ。。

 

そこでフジファブリックの10年を魅せてもらえた。

武道館公演ってどのアーティストも本当に特別なものだけれど、いまだにフジの武道館が一番よかったって思ってる。

 

ライブがよかったのはもちろんだったけど、総くんの素直な気持ちを自分の言葉で真っ直ぐに話して歌ってくれたこと、それがやっぱり嬉しかった。

そして、すべて終わってはじまりのうたがかかって、お客さんみんなで手拍子をして。モニターに春のツアーの告知が出たときみんなで喜んで拍手して、そこからも変わらず曲に合わせて手拍子してて、曲が終わるまで続いた。

曲が終わったところで、まるで1曲本人たちが歌ったのかのように大きな拍手と歓声で包まれた。

 

フジファブリックって本人たちもファンも温かいんだなあ、と感動してた。一緒に行った友達と今すごい幸せな空間だね~!なんて言ったりして笑顔で話してた。最高に幸せなライブだった。

 

 

やっぱりフジファブリックはこれから観ていきたい!と思って言ったものの、当時かなりきつい仕事のせいか、休みもうまく取れずなかなか思うようにライブが行くのが難しくなり。。

 

それでも、はじまりましツアーの松本公演に行けたのは幸運だったな。仕事は早退でなんとか念願の地元公演が見ることができて。

フジみんな長野に対しての思い出や好きなところがあって、総くんに至っては老後は長野に住みたい!だなんて言ってくれるから、こんなに嬉しいことあるかー!!と盛大ににやけていたのは感覚として覚えていますね←

 

東京公演も行ったけど、なんせ前後の仕事がつらいのなんので、東京に抜け出すかのように行ったから帰るのが本当に嫌だった。

 

 

当時、あまりにも職場の環境が悪く、人もいないので振られる仕事がめちゃくちゃ多くなり、仕事がどんどんつらくなる一方で、不安で寝れない、食欲もない、好きな音楽も進んで聴こうとしない。重めの自律神経失調症みたいな感じで、抑うつ状態と不安障害がひどい毎日。そんな中、休みは週一。かと思えば一週間休みがなかったりもあったし、ひどいときは23連勤くらいしてたこともあったと思う。

  

 

毎朝起きる度に仕事嫌だなとうつむいて、家に帰ってきても夜が明けるのが怖い、このまま夜が続かないかなとか考えたり。希望も見い出せないし逃げたくても、自分に降りかかる仕事ばかりで、人もいないし、私がいないと結局また電話がかかってもくるし、人がいないんだから今はまだいなきゃいけないって完全に自分でも自分の気持ちを殺して過ごしていたと思う。

 

そんな中、6月のはじまりましツアーのスケジュールは割と平日がある日もちらほら。

職業的に土日祝日が休めないので行くとするならば平日のライブのみ。でも、仕事ばかりの日々で、そんなうまく休みもなかなかない。

けど、そんな休みもあいまいだった私にも1日休みが。6月15日の月曜日。この週唯一の休み。

私は慌ててツアースケジュールを確認した、15日は岡山公演だった。そしてなぜかチケットも取ってある←

多分、一番西の方でもまだ行きやすいんではないか、一度行ったことあるから急に決まっても行ける気がするという安易なテンションでチケットを取っていたと思う←

 

岡山…となったものの、その週は中国地方や四国方面だったから、どのみち行くとなっても交通的なとこは絶対悩むとは思っていた。

次の日は普通に仕事、新幹線や特急を使っても間に合わない…と思った私は車で岡山に行くことに。参戦する私一人で。

 

もうなんでもよかったのかもしれない、仕事場に近い家にいるのすら嫌で遠くに行ってしまいたかったし、岡山なら簡単には引き返せないし。そんな気持ちも合わせてライブ当日の11時くらいに出発して長野から岡山へ向かった。

岡山に行くのも久々だったけど、体調がよくなかったから早起きもできず昼前くらいの出発になってしまったので、観光はいいやと諦めた。

 

松本公演の時にグッズは一通り買ってあったので、ピンクのフルーツTシャツを着て車を走らせた。

長野ですから、たくさんの都道府県を通過していきましたよね。

岐阜、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫。岡山に行くまでになんていう通過してんだ、これ(今更)

 

京都あたりで軽く渋滞したものの、高速道路をスイスイと途中で大阪の茨木ICの看板が見えた時の私のテンションったらすごかったぞ。

「総くんの地元茨木イエーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!」

と車中叫んでいましたからね、疲れてたのかな←

 

実際に着いたのは16時過ぎ。もう夕方だし特に何もできない。ただ、友達の分の鍋敷きだけは買っていった気がする(謎)

 

CRAZY MAMA KINGDOMというライブハウスで整列が近所の公園(笑)

私の番号周辺は1人参戦の方が多かったので、お互いが色々話しかけて番号を確認し合ったり、ちょっとした会話を繰り広げたり。

私の隣に並んでた人も一人参戦の綺麗めな人で周りの雰囲気に乗って話しかけてみたら、反応がいまいちで会話はしてくれるものの個を守りたいような感じの人で、なんか変な間ができてしまった失態。。。

ちなみにかなりの加藤さんファンでその時だけやけに話し方がガチだったのは覚えている←

 

そこから会場入りしてセンターの5列目くらいに。会場時間も30分だったからなのか、長いと思わなかったしむしろずっと心地いい待ち方をしていた気がする。

仕事から解放されて、ここは私の好きなフジファブリックへの愛しかない場所。そう思ったら嬉しくてたまらなかったのだと思う。

 

その日のライブは格別に楽しかった。ずっと笑ってたし、感情も自分の思うがままに感じながら観ることができたから、なんのストレスも思い出すことなく観ていた。

テンション上がりすぎて叫んだら総くんに笑われたし←

 

終演後には記念にと思ってドリンクのコインの写真を撮ろうとしたら女性に声をかけられて(総くんが最後にピックを投げたのでそれを取ったのかと思われたらしい。ちなみに、私にそんな運は全くない)、どこから来たのか、次のライブはどこに行くのかなど、初対面なのにすごく楽しく話してお互い別の道に行くまで話しながら会場を後にした。

お名前は聞かなかったけれど、大阪の方だったそう。またどこかのライブで!なんて別れたけど、SNSはやってないと言ってたのできっとこれも見れないけれど。あの時は気さくに声をかけてくださって、本当にありがとうございました。ピックじゃなくてすみませんでした←

 

そして帰りももちろん車で、所々で休憩したり真夜中3時くらいにねぎをセルフサービスで入れ放題の豚汁定食を食べたり、マイペースに帰って、家に着いたのは朝の6時くらい。

そこから少し寝て、11時から出勤で職場へ。この日は私一人の出勤だった。

現実の仕事に戻った私は一人であったものの、やはり憂鬱に思えてしまった。けれど、そんな中、私の頭の中でGreen Birdが延々と鳴り響いていた。

 

 

溢れるくらい注いだ心に これっぽっちもウソなんかない  

  

あなたを形成ってるそのすべてが

狂おしいほど焼き付いて

また何時か何処かで会えたなら

あの日と同じように

ただ僕のそばで微笑んで

いつまでも消えない残像 

 

自分でもびっくりするくらいに涙が溢れていた。しばらく止まらなかったと思う。

こんなに仕事で追われてしまうのなら、自分の好きなものも無くしていかないといけないかもしれないと思っていた時期だった(本当はもっと暗いことも考えてしまっていたけど)。

でも、そんなことできないと思った。昨日、目の前でこの歌詞をすごいパワーで歌っていた総くんの表情や声が忘れられないし、忘れたら終わりだと思った。 

この力が今の私の原動力にもなっていると思う。彼らが与えてくれてたものは本当に計り知れない。

 

数ヶ月後、仕事にも変化があって、苦しかったところからは抜けてちゃんと仕事もできる環境になった。

今でもライブでGreen Birdをやると、岡山のことを思い出すし、私自身を救ってくれた大切な曲だと思っているから毎回涙無くして観ることはできない。とても大切。

 

そこから更にフジファブリックへの気持ちも高まっていき、現在に至るという(最後が雑)。

 

 

きっかけは人それぞれで、観点も価値観も違うから、同じ好きでもやっぱりどこかは違うと思います。

ただ、私はどのアーティストにおいても、尊敬ができる人しか好きにならないから、みんな胸を張って好きと言える。

その中にフジファブリックもいること、やはり嬉しく幸せに思うのです。

 

たくさんライブに行けるわけでもないし、うまい言葉で感想を述べたり絵も描けません。

その代わり、いつも応援していたい、好きでいたい気持ちは変わらないし、むしろ増やしていきたいくらいです。

自分の生活もあるし、他にも応援したいアーティストもいるので、自分のバランスを取りながら、これからも好きでいれたらいいなあと思う次第です。

 

 

ツアーも無事に行けるといいなあ。もう少し私も自分のこと頑張って、笑顔でライブに行けますように。

 

 

ここまでよくぞお付き合いいただきました!

読んでくださった皆様の懐の広さに感動です…

また、ライブで会った時はどうぞよろしくしてやってくださいね。。。(´ー`)